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アナと雪の女王――Let It Go 福井弁バージョン

いよいよ大本命、レリゴーことLet It Goの登場です。
こちらは公式Youtubeチャンネルを貼っておきます。



日本語版からの福井バージョンと原語からぶっ飛び訳の福井バージョンを載せます。
解題というほどではありませんが一つだけ。先におことわりです。
Let it go……往年のビートルズの名曲にLet it beってのがありました。この違いは? 
はい、そもそも"it"の意味するものはかなり広い、というか恣意的であります。文法では状況のitなどと申したりもしますが、その文脈でitが何を指すか話者も聞き手も了解しているという前提のもとで、目的語とか主語が必要だから一応これにしとこうか、として使っているのがitなんですね。
元へ戻すと、Let it beは、itがbe(今あるすがた、あり方)であらせよという(日本語になってないけど)つまりこっちの方が「あるがまま」には意味が近いと。あるがままに在らせよということで、飾らない作らないで、あるがままの姿で向き合えと言ってるようです。それに対してLet it goの方は"release"(解き放て)という意味が大きい、つまり出て行かないように抑えているitをもういい、行きなさいと解き放てということかな。
だから日本語版の「ありのままの姿見せるのよ」の中では「見せるのよ」ここに力点があると思った方がいいかも。隠していた「ありのままの自分」を臆することなく全面に出して(もしくは自分が発現するのに任せて)それを是とするという行き方かと。
ま、解釈は人それぞれだし、何か自分の心に感じるものがあればいいのですから、こんな与太ごとよりも福井バージョン二連発を楽しんでいただけたらと思います。

ありのままで

降り始めた雪は足あと消して      降りだした雪で足あとのうなって
真っ白な世界に一人の私        真っ白けの世界にうちひとり
風が心にささやくの            風が心にこそっというんや
このままじゃダメなんだと        このままじゃあかんよと
戸惑い傷つき               戸惑い、傷つき、
誰にも打ち明けずに           だれにも打ち明けられんと
悩んでたそれももう                      悩んでた、それももう
やめよう                                     やめるわ
ありのままの姿見せるのよ            ありのままの姿みせるんや
ありのままの自分になるの            ありのままのうちになるんや
何も怖くない                                 なんもおとろしない
風よ吹け                                      風、吹きね
少しも寒くないわ                            ちーっともさぶくねえよ
悩んでたことが嘘みたいで           悩んでたことがうっそみたい
だってもう自由よなんでもできる      なんでって、もう自由や  
                                                 なんでもできるんや
どこまでやれるか自分を試したいの どこまでやれるか自分を試したいんや
そうよ変わるのよ                        そやそや、変わるんや、
私                                              うちは

ありのままで空へ風に乗って        ありのままで空へ風に乗って
ありのままで飛び出してみるの     ありのままで飛び出してみるんや
二度と涙は流さないわ                 二度と泣かんで
冷たく大地を包み込み                 ちびたく大地を包み込んで
高く舞い上がる思い描いて          高くうかれる思い描いて
花咲く氷の結晶のように             花咲く氷の結晶みたいに
輝いていたい。もう決めたの        輝いていたいんや。もう決めた

これでいいの自分を好きになって   こんでいい、うちを好きになって
これでいいの自分信じて               こんでいい、うちを信じて
光、浴びながらあるきだそう         光、浴びながら歩きだすんや
少しも寒くないわ                       ちーっともさぶないわ

Let It Go

The snow glows white on the mountain tonight
夜目にも山の雪は白く光る
Not a footprint to be seen
足あともなんも見えん
A kingdom of isolation, and it looks like I’m the Queen
人里離れた隠れ里、 うちはさしづめ女王さんか
The wind is howling like this swirling storm inside
風がひゅうひゅう、 胸の内の嵐といい勝負
Couldn’t keep it in; Heaven knows I’ve tried
押さえられん、お天道さんは知ってる、やるだけはやってみたんや
Don’t let them in, don’t let them see
人に踏み込まれたらあかんで、見られたらあかんよ
Be the good girl you always have to be
お利口さんにしてんと。
Conceal, don’t feel, don’t let them know
隠すんや、なんも感じんと、人に知られんと
Well now they know
でも、ばれてもた

Let it go, let it go
もういい、いけいけ
Can’t hold it back any more
押さえとかれん
Let it go, let it go
かまわん、ばーんといけ
Turn away and slam the door
背中向けて戸をしめちゃれ
I don’t care what they’re going to say
なに言われてもへーちゃらや
Let the storm rage on
大荒れ上等
The cold never bothered me anyway
寒さなんて気にならん

It’s funny how some distance
けったいやな
Makes everything seem small
離れてみればみんなちっこい
And the fears that once controlled me
前はびびってたのに
Can’t get to me at all
こわさを感じん

It’s time to see what I can do
うちにどこまでできるかやってみるんや
To test the limits and break through
それを超えてもっとやるんや
No right, no wrong, no rules for me,
善いも悪いもないで、決まりはないんや
I’m free!
うちは自由や!

Let it go, let it go
いけいけ、やれやれ
I am one with the wind and sky
風と空が味方や
Let it go, let it go
解き放つんや
You’ll never see me cry
もうべそべそせんで
Here I stand
うちはここにいる
And here I’ll stay
ここにずっといる
Let the storm rage on
吹雪、上等

My power flurries through the air into the ground
うちの力は空から地べたへ降るにわか雪や
My soul is spiraling in frozen fractals all around
うちの心は氷の枝になって 枝分かれして伸びていくんや
And one thought crystallizes like an icy blast
ひとつの思いが氷の息吹みたいに 硬く凝るんや
I’m never going back, the past is in the past
家へはかえらん、過去は捨てるんや
Let it go, let it go
いけいけ、どんどん
And I’ll rise like the break of dawn
夜明けの光みたいに立ち上がるんや
Let it go, let it go
解き放つんや
That perfect girl is gone
おりこうさんはもうえん
Here I stand
うちはここで
In the light of day
お日さんの光のなかに立つ
Let the storm rage on
嵐上等や
The cold never bothered me anyway!
なーんもさぶないもん!

Comments

そうか、日本語(標準語)から福島弁と、英語から福島弁訳ではまた違ってきますね。でも、

>いけいけ やれやれ
ってのがいいですねえ!
字面でみると、わりと山口弁にも近い感じ? やっぱり関西圏風なんでしょうか。

でも方言はやっぱり「耳から入る」もので違う地方のものにはちょっとニュアンスが伝わりません……これはもう……Helvaさんに歌ってもらうしかない?w

いけいけ、やれやれ
いけいけ、どんどん
あは……まったくお恥ずかしい。これ夜中に結構ノリで作ったので調子いいですねw
>字面でみると、わりと山口弁にも近い感じ? やっぱり関西圏風なんでしょうか。

ですね。基本的には関西系、でもアクセントは平板型で橋も箸も雨も飴も一緒という場所です。
たとえば「~へいったんやって」といっても「て」の微妙なアクセントで伝聞で誰々が行ったのだそうだという意味と自分が行ったのだ、という意味に分かれてしまい、やはりネイティブでないと区別が難しいと他地方出身の友人(30年福井居住)から言われて、そういうものかと改めて知りました。
だから字面で一番面白く思えるのはご当地人なのかもしれませんね。
歌えっておっしゃるww
ちと恥ずかしいですね~

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