my reading report

  • ■ Book Shelf

relative sites

Powered by Six Apart
Member since 07/2006

« イタリア Viaggio corto6 | Main | イタリア Viaggio corto8 »

イタリア Viaggio corto7

今回の南イタリア旅行の心に秘めたるハイライト!
ナポリ郊外にあるカゼルタ宮です。
思い入れのあるところなのでついつい画像が多くなりましたがお許しあれ。
まず正面から一枚。

P1160785s


知る人ぞ知る、SWエピソード1,2でナブー宮殿のロケ地となったところです。
細長い箱型に見えますが実は田の字型をした建物。
外見はヴェルサイユに似ています。それもそのはず1700年代中ごろにブルボン家のナポリ王がヴェルサイユに勝るとも劣らない宮殿をと建築させたものです。
長方形の田の字の箱型をしている宮殿は5階建てで中庭が4つ。
全部屋数は1200余だそうですが公開されているのは2階の36室のみです。しかしどの部屋も「極彩色」の「満艦飾」でそれらを見るだけでも結構満腹で疲れてしまいそうです。

まずは1階の通路から天井を撮りました。貝の意匠がおおらかでおもしろい。1階は基本的に建物の正面から庭へ通じる通路です。P1160804s_3


正面から入るとすぐ左に2階へ上がる大階段があります。
大理石で作られた幅広の階段、段差は低いのですがそれだけ重々しさが増えるようです。目を挙げると正面左右に見えてくる王権の象徴のライオン像が威圧的です。

P1160974s3

P1160961s


この大階段が映画に現れたのはSWだけではなかったのですね。ダン・ブラウン原作の「天使と悪魔」でヴァチカンの内部に使われています。
そうするとユアンはこの階段を2回も違う映画で上ったんだねえ、などと人知れず含み笑いが出ます。
ちなみに「ミッション・インポッシブル3」でもヴァチカンとして使われていたらしいですね。これはまた見直さなければなりません。

ライオン像のところから階段は左右二手に分かれて反対方向に上ります。上りつめると白い小部屋が周囲に配置された広大な玄関広間があります。
フィレンツェのドゥオーモのように白、緑灰色、桃色、茶褐色のさまざまな色合いの大理石の柱や壁が美しい。

P1160984s_3


あの窓。近づいて外側へ回ってケーブルで上へ登ってみたくなりませんか?

P1160991s



階段をあがったところから見渡すと小部屋がらせん状に広間を取り巻いているのが見えます。
全体に縦長の窓が多いので四方から光が入って重厚なのに明るさがあります。

P1160986s_2


何度見ても見飽きない円天井。この時代にしてはそっけないほどの装飾のない単純なつくりに却って荘厳さが感じられます。
どこを見ても映画のシーンが浮かんでくる……因果ですねえ。

P1160998s


SWの妄想が冷めやらぬうちに王宮の室内へと進みます。
そこは目のくらむようなロココ式内装の部屋が続きます。(一応)撮影禁止だったので職員さんの目を盗んで少しだけ撮影。

P1160858s
部屋ごとに天井絵は変わり豪華絢爛な意匠からたいそう落ち着いた隠れ家的な天井画もあり。

P1160870s

壁全体に織物を配した小部屋。

P1160916s


4部屋も続く図書室。ここには望遠鏡、地球儀、天球儀もあります。

P1160937s

上ばかり見て歩いていると首が疲れてきます。
天井画はフレスコ画なのでこれだけ集約して緻密に描かれていても重みは感じません。とはいうものの、こういうところで毎日暮らすとしたらストレスがかかるだろうなと、どうしても庶民的発想が頭をもたげます。

P1160903s_2

庭園へ出ました。はるか彼方に大滝があって人工池と彫刻に囲まれた噴水があるのですがとても短時間では歩いて往復できそうにもなかったので残念ながら断念。
縁石に腰かけて興奮を冷ましていると緑の草の中にこんなものが。

P1170017s_3


気がつくとあちこちに見えます。手のひらに収まりきれないほど大きかった。まさに妖精の腰かけとはこれのこと?

カゼルタ宮殿、本当に自分の目で見られると思っていなかったところだけに感慨ひとしおでした。
これだけの大きな建築物が保存状態もよく管理されているのにまたまた感心しました。あまり人に知られていないところだけに観光客も少なく、落ち着いた充実の午後のひと時を過ごすことができました。よかったー

Comments

Post a comment