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おとうさん、当地に出現

Sofba0s 知らない人はいないというくらい有名なソフバのCM、白戸家(ホワイト家)の人々の最新シリーズがリリースされています。
おとうさんとおかあさんが昔旅した雪国を旅行するという趣向です。
これがなんと当地で撮影されたのです。
題して「雪国編」3部作で、第1作は雪の一乗谷。歩く二人が女子高生に出会い(これも当地の女子校でオーディションで選ばれた3人だそうです。

Sofba1s2作目がわが家からそう離れていない古い私鉄の駅舎で撮影されたもので、2月10日からオンエアされています。
二人が着いたのは雪の木造駅舎。駅舎の中でたまさかにしか来ない電車を待つ二人。さむいわね……とおかあさん。待たなきゃいけないと言われて、それが人生と答えるおとうさん。
そこへ地元高校生(らしき)少年と両親が現れ、両親の荷物を持とうと労る少年、それを見て「おれは親孝行してきたかな……」と感慨に耽るおとうさん。

Sofba3sそこへ電車が(あの、見慣れた福鉄の色!)ゆっくり入ってくる。
見慣れた駅舎と電車(身内)が全国的に知られた白戸家(有名人)といっしょに並んでいる。本当か目を疑いたくなりますが、まごうことなくあの駅、あの電車。



実をいえば、福井鉄道の駅がすべてこのような文化財的古さを誇っているわけではありません。この西武生駅は特別に古くいつもは無人駅です。老朽化のために今春取り壊して新築になる予定ですが、最後に花を咲かせたというところでしょうね。
さらに、この撮影が行われる日、駅周辺の家に撮影クルーが前もって説明して了解を取りに回ったのですが、偶然にその一軒に息子の友だちが住んでいて、さっそく情報が伝わりました。
仕事を途中で抜けて偵察に来た息子、そこで見たのは……溶け出してやや薄汚れた雪の上には白いパウダーが撒かれて新雪に見えるように化粧直しされた風景、近くで見た(一見)ジモッティの少年は(失礼ながら)少年というより少し年長であったそうな。
CMそのものは30秒という短さなれど、撮影には半日以上もかけたらしい。どの撮影もそうなのだろうけれど、絶妙に見えるタイミングや情感をそそるシークエンスは、決して偶然の産物ではなく、綿密な準備と、労を惜しまない繰り返しのテイク、そして丁寧な編集の賜物なのだと、改めて思いました。
白戸家シリーズはもう3年も続いていて、youtubeで検索するとほとんどのエピソードが見られます。今まで、時折TVで目にして面白いくらいににしか感じていなかったものを初期のものから順に見ていくと(ほぼ午前中いっぱいかかりましたが)家族の中で様々な展開があって、それぞれのバックグラウンドが少しずつわかってくるような構成になっていることがわかりました。
それにつけても、あのシュールな家族構成こそがこの長寿の発展的CMを存続させているカギで、今後どのようになっていくのか楽しみに見守る事にしようと思います。