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夕日のさして山の端いと近うなりたるに……

091018

朝晩寒さを感じる頃になると夕焼けがきれいに見え始めます。
今日の夕方二階の窓からとった写真です。隣家の屋根やアンテナ、電線などがあり、決していいアングルとはいえませんが、地上から撮るよりずっときれいな空が撮れます。
太陽が沈んだばかりの空はまだまばゆく輝き、上空の清澄な薄青さを保った空とのコントラストが美しく、穏やかでなんとも懐かしさを感じさせられる風情です。

夕焼けといえば年に一度か二度、もう少し寒くなってから、息を呑むほど美しい空が見えます。凄絶というほど恐ろしいくらいに美しい空です。
昨年、一昨年とカメラに収めましたが、空全体に広がる鰯雲がすべて茜色にそまるほんの一瞬の光芒を捉えるには余りにも拙い腕で、とてもその美しさを再現できるものではありませんでした。今年こそはと意気込むのですが運良く撮れたらまたこちらに載せたいと思います。

このように日常の中で思いもかけず自然の美しさに目を奪われて息を呑む希有な瞬間があります。
そこには自分と自然だけが相対峙しています。間に入る物は何もない、この贅沢な一瞬、この自然との交歓は私だけのもの。儚いけれど永遠に続くような瞬間を心から楽しめたことで満たされたおもいでした。