my reading report

  • ■ Book Shelf

relative sites

Powered by Six Apart
Member since 07/2006

« April 2009 | Main | June 2009 »

薔薇の木に薔薇の花咲く、何の不思議なけれど

Rose_garden 雨が懸念される曇りの日、今年も「百坂横のローズガーデン」を訪れました。
F市の都市景観賞を受賞した美しい個人のお庭です。麩市という麩、こんにゃくなどを作っている老舗ですが、店舗横の本宅のお庭一杯に咲き誇るバラの美しさは有名で、毎年新聞、TVなどで報道されます。 昨年初めて見て、その品種の多さ、花の見事さに圧倒されて、今年も是非、オープン・ガーデンが始まったら一番の見頃に行こうと待ちかまえていました。
朝から曇りで雨粒が落ちないか心配しながら一路車を飛ばしてF市はA山の麓へと急ぎます。通りから山際に向かい細い道を入ると、麩市のお店、そして横に色とりどりのバラがところ狭しと咲き誇っています。天気のせいでほとんど人がいなくて、昨年の雑踏とは比べ物に成らないほどの静けさです。たくさん撮った写真から、何をアップしようか迷いに迷って気に入った物を数点載せます。重くなってすみません。

Rose_garden5Rose_garden2
左バラのアーチ、二種類の蔓性のバラが中央で繋がっています。
 右 目移りするほどの稀少なバラの中で一番心を奪われた大木になったバラ(ピエール・ド・ロンサール、カップがピンクで周囲が薄いグリーンの大輪)枝もしなるほどに大輪が咲き誇る様は大げさでなくこの世のものと思われないほどの感動を覚えます。
Rose_garden3Rose_garden4
左 名前失念、ただし、この色と形は一度見たら忘れられません。
右 ジュード・オブ・オブスキア 渋い鬱金色とマルチ・ペタルの可憐な形にこれまた惚れ込んでしまいました。
Rose_garden1Rose_garden6
 左 クィーン・オブ・スェーデン これもピンクの淡淡したマルチペタルのロゼッタ大輪、
右は金閣、和風の渋さが映えます。

わが家でも細々と幾鉢かバラを育てていますが(というか、単に水をやっているだけ......orz)それでも春になって健気に花をつけてくれると嬉しくて、今年こそちゃんと世話をしてうんといい花を咲かせるようにしよう、新しい苗を買って夢のようにきれいな花を愛でようと思うのですが、実情は、絶え間ない病気予防の薬剤、殺虫剤の散布、追っても追ってもやってくる虫との勝ち目のない戦い、そして夏の湿気と暑さで、無惨にも葉が落ちて青息吐息になるバラを見るにつけて、やはり私のようなずぼらな性格の人間にはバラ作りは無理なのだ、と諦めに似た気分になります。
それだけに、こちらのお庭のように丹誠込めた見事な花をみると、この花を咲かせる裏にどれほどの根気と苦労と情熱が隠れているのだろうと、改めてため息のでるような思いです。
Rose_garden7雨模様なので花を守るために傘の準備がしてあります。

京都の休日

連休も終わりました。今日は朝から肌寒く雨も止みそうもありません。
休日気分が抜けないままに仕事が始まるぞ、と気分を引き立てつつ、まずはブログ更新から。

例年、連休はどこへも出かけず家でごろごろしていると、いつの間にか終わってしまうものなのですが、今年は珍しくも帰省した娘が京都へ行こうといいだしたので、それじゃ行こうと、いとも安易に決めて、その足で再びJR駅へ。
目当ては先月行った往復券・食事券付き「京都日帰りの旅」、しかし連休真っ直中で残りがあるはずもなく、このプランはあえなく撃沈。
それでは、ということで直接お目当てのレストランに問い合わせて空きのあった4日に予約、次ぎにJRチケットを探すと、これまた往復とも希望の時間に都合よく指定券がとれました。
連休中に指定券が取れたことにちょっとびっくり。これも景気後退と降って湧いた新型インフルエンザの余波か……と気を回しました。

出発はゆっくり、9時を回ってから。1時間ちょいで京都へ到着、昼食までに時間があるので、かねてより行きたかった和雑貨の店巡りをしました。一軒は北大路、大徳寺付近の「おはりばこ」です。

Oharibako_3

ここの商品は時折通販で買うのですが、古い町屋をそのまま店舗にしているということもあって一度実際に行って見たかったところです。
正面には暖簾、横には郵便受けが。ウサギの模様が愛らしい。

Oharibako1_2 Oharibako2_2
店内は撮影ができません。入ると土間、すぐ横の畳の部屋にあがれるようになっています。室内には縮緬で作った髪飾り、がま口、ポーチ、携帯ストラップ、かんざしなどが机や棚の上に並んでいます。素材は古布を中心にした一品もので、手に取るとどれも欲しくなってしまいます。
ネットで見たはんなりした藤色とピンクの下がり藤の髪飾りが欲しかったのですが、実物を目にするとどう見ても和装向きなので今回は見送りました。
買ったのは慎ましく、左が菜の花のクリップ、右が朝顔のクリップ+ピン、携帯ストラップ。

Nanohana_and_asagao_2

大徳寺を後にして一旦七条まで戻ると東大路から馬町まで上がります。そこにあるのが「ちどりや」という、これまたネットで見つけた和雑貨の店。娘の戦利品は千鳥の抜き型のある柘植の櫛。わたしは、ずっと以前におみやげでもらった木曽のお六櫛を使っていますが、柘植櫛はとても使いやすく長持ちして、髪をとくときの気分も上々です。

Chidori_comb_2

昼食後は最近新しいショッピングタウンになりつつある三条通りを烏丸側から河原町に向けて東進です。
つい先月来たときに比べて、また一段とにぎやかになり、新しい店も目につきます。そして何よりも人が多い!
思わず歩行者天国と勘違いしてしまうほどの人出です。
四条と違って三条は道幅も狭いので歩きながら左右の店を覗くことができます。
タクシーの運転手さんも力説していたように、元来京都のメインストリートは三条だったので(お江戸日本橋から出た東海道の終点は三条大橋だし)明治、大正時代の古い建築物が残っています。それも銀行、証券会社など金融関係のがっちりした石造りのビル、煉瓦造りの家が昔の姿のまま建っています。
外見は昔のままに、内装もできる限り古い姿を残して、新しい店舗ができています。旧日本銀行支店の平安博物館のあたりからちょっとした散策コースです。旧不動銀行三条支店ビルの1Fにある「人形 朋」のギャラリーは特に気に入っている場所。わが家の人形がこの工房作なのでご縁を感じます。

ぶらりと歩き寺町を南下、六角、蛸薬師、と下り、錦を西進します。
時刻は5時過ぎ、人並みも最高潮に達した感があります。威勢のいい中にもどこか柔らかみのある呼び込みの声、あちらは豆菓子、こちらは湯葉、麩、鮮魚、陶器、京野菜もあり、漬け物、山椒ちりめんを売る店あり、出汁巻きを並べる店あり……。
京都へ来たら締めはやっぱり錦。はんなりした装い、雅やかな風情を支える屋台骨がここにあると、頼もしくもあり嬉しくもあります。
錦小路中程、柳馬場にある和雑貨店「かざり錦」で、いつも求めるミニチュア道具を二つ。

HudukueKyusu

文机と急須。文机は前々から狙っていたお道具です。引き出しを開けると、このようになっています。

Hudukue2

大きさは3×8.5×4.5(cm) 7月7日の七夕に飾ろうと目論んでいます。
烏丸三条近くのスタバで一服していると、徐々に夕闇が落ちてきました。そろそろ帰る時間です。
暑からず寒からず、雨にも遭わず、歩き回ってくたびれもせず、適当に欲しい物を買って満足満足。いい休日でした。