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旅のよろこび

飛んでる飛んでる 飛んでる雲が
みどり山脈 わたって飛ぶぞ 
おーい! そよ風にむけ いま叫ぶ 旅のよろこび
はるか青空に いま心ひらく
旅のよろこび ここにいま知る
(佐藤眞 曲 山之井愼 詩)

旅というと、思い出すのがこの合唱曲。大学1年の時に大学の合唱団で正規の曲以外に、楽しみのために歌った小曲です。 歌詞だけ見ていると、どうもむずむずするほどあっけらかんとしているし、時代錯誤なほどに素朴で大声で歌うのが恥ずかしくなるよう(この歳になるとね!)ですが、わたしにとって「旅」から連想するのは、まずこの歌です。

娘がヨーロッパに旅立ちました。旅程は一カ月、自分で航空券から宿泊すべて手配して友人が留学しているスイスを皮切りにオーストリア、ドイツと欲張ってまわってきます。
時間だけはゆっくり使える学生のうちに、低交通費、低宿泊費をモットーにして自分の興味、趣味を最優先に旅程を組んだようです。こちらはまったくノータッチ。ただどこへ行くか、どこに泊まるかだけ連絡させました。だって、何かあっても連絡できなかったら困るでしょう?
ところが、出発前から一波乱ありました。搭乗予定は13:20発のBA機、ところがなんとこれが、6時間も遅れてヒースローを出たらしいのです。つまり出発は19時!
乗り継ぎ便の確保などでかなり長い間カウンター前に並んで、結局当日乗り継ぎができないのでヒースローのホテルで一泊、翌日早朝便でチューリヒに行くことになりました。
丁度、わたしが朝に成田出発便をチェックしていた時に遅延の電話が入って、チューリヒのホテルへのキャンセルのメールを入れてと言われ、へいへい、仰せの通りメール書きましたよ。BAが悪いんだよ~ってw
19時に無事に出発しましたが、6時間空港に足止めされて、食事券くらいもらっても割に合わないとぶーたれていました。
旅のよろこび──それは思いがけないハプニングも含めてなんでしょうね。
もちろん怪我や怖ろしい思いをするのは極力避けたいところですが、予定通りに運ばない、未知の予想もしない状況でどう対処するか、一番効率的な対処法を考える、それがホームグラウンドを離れて旅を完遂する上でとても重要なのでしょう。
決まり切ったレールに乗せられて移動するパック旅行ではなく、すべてを自分の判断と行動力で乗り切る、それが旅の醍醐味なのでしょうね。

海外旅行ほど華やかではありませんが、わたしも土日月と東京へ行きます。一つには横浜で今日から開催されている世界SFコンベンションをちらりと覗いてくるのが目的です。他にもいくつか行く場所もあるので、忙しくなりそうです。
暑さは相変わらずでしょうか、雨が降らないといいのですがw

付記
070831a

Heathrowへの着陸を確認して、ようやく胸をなで下ろした相変わらず心配性の親であります。

はなうさぎ

070825d母は長らく辻村ジュサブローさんの「はなうさぎ」を欲しがっていました。
数年前に一体分けてもらえないかと伺ったことがありますが、もう自分の満足のいく材料が入手できないので、自分としてはこれ以上作るつもりはないといわれて、断念した経緯があります。
ところが、先日東京人形町の「ジュサブロー人形館」へ母といったときのこと。
その日は寿三郎さんが居られて、展示中の旧作のはなうさぎを見ながら、やはりどうしても欲しいと言ってみたら(だめもとでも言ってみるものです)、工房作でよければお作りしますよ、とのこと。
二つ返事でお願いしました。衣装を古裂で作り直して展示品の骨董のかんざしを外して使いましょうとのこと。
待つこと一カ月弱、昨日送られて来ました。箱書きにジュサブローさんの賛があって、電話で話したところ、工房作ではあるけれども、ジュサブローさんが頑張って手を入れられたとお聞きしました。
母の喜びようといったら、それはもう天にも昇るようです。長年の夢が叶ったのだから本当によかった。 早速テーブルの上で記念撮影。
小さな三宝に乗せて御座布団の下にもう一枚前垂れをかけて、後ろに二つ折りの小屏風を立てて飾ろうと思っています。

ジュサブローさんの人形といえば、何よりもまずNHKで放映していた「八犬伝」を思い出します。
実は一番好きだったのは「玉梓の怨霊」の人形w……とはいえ、先日ジュサブローさんから「誰が一番好きだったの?」と聞かれてとっさに「犬塚信乃」とベタな答えをしてしまいました。お陰でしっかり信乃様の写真の上にサインしてくださいましたが。 思えばあのころからジュサブローさんの人形の魅力に取り憑かれていたようです。
ともあれ、かなりなお買い物ではありましたが、これはわが家の女系へ伝える家宝となりそうです。

ドレスデン・ファイル

Storm_front久々に面白い本を読みました。
裏カバーにこうあります──おれの名はハリー・ドレスデン。シカゴでただひとり電話帳の職業欄に<魔法使い>として登録してある男だ。中略 痛快ハードボイルド・ファンタジィ登場。
最近犯罪捜査ミステリを好んで読んでいるので、つい手にとったというわけ。そもそも「魔法使い」モノと正面切って宣伝している物は敬遠するのだけれど、やらなければ行けない仕事がたまっている反動もあって、2~3ページ立ち読みして即購入。
読み出したら、これが止まらない。最後は結局仕事が終わってから明け方4時まで眠気も知らずに読んでしまいました。
ストーリーはさておいて、楽しかったのが語り口、一人称で「おれ」ハリーが巻き込まれる2日間の事件を細かにたどっていくのですが、このハリー、魔法使いを標榜するインチキじゃなくて本当に魔法使い。
シカゴではやらない事務所を構えているのだけれど、そろそろ家賃滞納で危ないところ。警察のコンサルタントもしていて時折お呼びがかかる。ある日二つの仕事が一度にはいる。警察特殊捜査班に呼ばれて行った先にあった惨殺死体、どう見ても魔法を使って殺されたと思われる男女二人、並行して魔法にかぶれたダンナの行方をさがしてという女性からの依頼。
一見なんの関連も無さそうなこの二つが実は絡み合ってくる。
それだけじゃない、さすがにシカゴ、裏社会を仕切るファミリーのボスから脅されたり、表には見えない「魔法使い」社会からにらまれている前歴があって、厳しいコードに従わなければならないという制約、監視があることなど、物語を複雑にしていく。
魔法使いといっても、ファミリーあり、売春組織、新しい麻薬が現れ、乱交儀式もあればモンスターも出るという具合で、お子様向きとはいえない。
だが、そこの展開の速さ、主人公ハリーを襲う一難去ってまた一難の面白さ、痛い痛い、どこまでハリーを痛めつければ気が済むのかというまさに「24」の乗りが大いに気に入りました。
謎解きもよくできているし、幾度と無くハリーが遭遇する「どうにもならない」状況──たとえば、モンスターに襲われて直径1メートルの結界に逃げ込んだはいいけれど、いっしょに逃げ込んだ女性(先に逃がすつもりで、「逃げ薬」を呑ませた=実は呑んだのは隣にあった「惚れ薬」)、薬が効いてハリーに猛然とアタック……
こんな状況でなければ、と悔やむ暇もない、少しでも体が円から出たら取って食われる、どうする、ハリー?
と、こんな風におもわずにやつく場面の多いこと。
ハリーがデータベース代わりにしているのは歳経た精霊のボブ。人間の頭蓋骨の中に住んでいてハリーのよき協力者なのけれど、口もわるけりゃハリーを完全に馬鹿にしているところもある。
このキャラって……どこかで見たぞと思ったら、「ハウルの動く城」のカルシファーとよく似ている──といってもゆめゆめ映画のキャラを思い出してくださるな、あくまでも原作のハウルとカルシファーの絡みである。
最終的に満身創痍になりながら、魔術師のコードは破らず、強敵を撃退してめでたしめでたしになるのだけれど(これは言っても良いでしょう)、嬉しいことにこれはシリーズの第一作。
しかも今のところこのシリーズは9作まで出ているのだから、これは楽しまなくては!


注;コード認識があるにもかかわらずスパムコメントが多いのでこのエントリはコメントをお断りにさせて頂きます

お盆の過ごし方

いやはや、ながいこと更新をお休みしちゃいました。
つまり、取り立ててお話することも無かったということで──では、きょうのところも、これで……
…………
と、終わるわけにもいきませんね、ざっとお盆の過ごし方をおさらいということで、お茶を濁すことにします。

070813a仕事は13日から18日までの一週間休みでした。
13日には墓参りに行きました。父の姉妹3人と母、わたしは運転手です。
車で走ること20分。わが家のお寺は山の中にあります。
この写真は御堂から山門を写したもの。ずっと開けて彼方の青みがかった山がきれいです。連日の猛暑でしたが、風があって大きな御堂の前に腰を下ろすと風に汗が乾くのを感じました。



070813bこちらは、その後にまわったわが家の墓のある寺です。真宗出雲路派総本山。 やはり御堂から山門を撮ったものです。
さすがに古刹といわれるだけあって山門も御堂も見上げるほどの威容です。ただ、先に参った旦那寺の方が親しみが持てるのは仕方無いことかも知れません。
こちらの墓参りの日は、もう過ぎていたので人気もなく、大木から降り注ぐような蝉の声の下をくぐって、墓に水をかけて花を供え、蝋燭、線香に火をつけてお参りしてきました。
例年、蚊が多く、逃げながらお参りするのですが、今年はまったく出ません。蚊も出ないくらい暑いのだろうかと思ったことでした。


日時が前後しますが、11日は中学校の同窓会でした。卒業以来○○年ということで(先回は10年前でした)市内の会場へ出かけました。およそ80名が出席。先生方も3人おいでになっていました。
女性は歳をとらないw にぎやかなおしゃべりがあちらこちらに湧き上がって、暑さもなんのその。対照的に男性陣はかなりぽっちゃり体型になった人も、てっぺんが薄くなった人まで!
仲の良かった友人と久々にあって、仕事のこと、家族のこと、いろいろ話しが尽きません。でも、名札を見ても顔を見ても、失礼ながら記憶にない方もちらほら。一度も同じクラスにならなかった人、おまけに高校が違った人は、もう覚えていません。ごめん。くじ引きでお隣に座った方とも、調子を合わせて話をしていたけれど、結局最後まで記憶と繋がりませんでした。
宣伝方々持っていったSW本ですが、おおっぴらに言うのも自慢げに聞こえるから、こっそり仲良しさんだけに、「今こんなことしてるんやって」と見せて歩きました。
中一の時の担任の先生にご挨拶。先生、お耳が少し遠くなられました。SW本をお見せしたところ、
「これ、頂けるの?」……えっ……「あ、はい。良いですよ、どうぞどうぞ」ってことになってしまいました(笑
最後は○B○におつとめのS君とコンピューターの話で盛り上がってずっと話し込んでしまいました。彼の頭には「24」のCTUの様なオフィスをつくる構想が入っているようです。
明日18日には高校の同窓会流れのミニ同窓会があります。(日程が調整できず今年の同窓会はお流れになったものの、近場のものだけ集まろうということになったので)
こちらは3年間同じクラスだったので名前も顔も人となりもよく知った間柄。一昨年にも同窓会やりましたが、何度でも集まって楽しもうという気の置けない仲間たちです。

最後に、休みといえど、休みでなかった仕事の話を少し。
いまやっているのは、順番でいえば次ぎの次ぎ。つまり6になります。15日切りでしたが、結局間に合わず、やっと今朝仕上がりました。これから見直し、修正をしなければなりませんが、やっと一区切りつきました。
と、まあそういうわけで今日の更新もしております。気分がちょいと楽になりました。

休みの間に見た映画、DVDは「トランスフォーマー」「ナイト・ミュージアム」「モンスターハウス」「四銃士」「モンスターズインク」「アホリックス」
休みと仕事の間に読んだ(or読んでいる)本は「葉隠三百年の陰謀」「ドレスデン・ファイル」「気分はフル回転」「黄昏の百合の骨」「輝くもの天より堕ち」

彷徨えるジェイドグリーン

070804dマクトークタグを使ってリヴリーを歩き回らせおしゃべりさせられる素材を見つけたので試用してみました。残念ながらクイは素材にいないので、トビネを使いました。バックで跳ぶのがちょっと不思議です。
なお、Mozillaでは表示されないようです

追記
このブログを見られた方からIEが重くなってoverflow表示が出たとお聞きしましたが、他の方もそうでしょうか?様子がわからないので、申し訳ありませんがコメントかメールでフィードバックをお願いしてもよろしいでしょうか? 
激重なら、涙をのんで外さなければならいと思っています。

ウサギ、暴れる!

Tp_usagi
台風5号が九州を縦断、山口のど真ん中をとおって島根から日本海に抜けました。現在日本海をゆっくり北上、こちらに近づいてきています。
4号、5号と連続で上陸して各地に被害をもたらしています。被害に遭われた方々、ほんとうにお気の毒でお見舞い申し上げます。
台風の熱風とフェーン現象が相まって、昨夜は今シーズンいちばんの寝苦しい夜でした。夜半にベッドにねそべったものの、暑くてたまりません。抱き枕のわんこも、今夜ばかりはご用がなくぽいっと床に投げられています。余りの暑さに窓を開けると、今度は風が吹き込んで来ます。雨こそ降ってはいなかったものの、風に煽られて家の中であちらこちらがガタガタいうのを、半ば夢見心地で聞きながら寝入りました。
さて、以前台風の呼名について一度書いたことがありました(確かトカゲでしたっけ)。今日接近しているのは「ウサギ」です。
台風の呼称に着いては
>国際的に用いられる台風の名称。命名は、気象庁が台風と認めた時、台風委員会が管理する呼名を用い気象庁が行う。呼名は台風に関係するアジアの国など(台風委員会メンバー)から提案された140個からなる名簿を循環的に使用する。
とあります。
実際の名前リストはこちら
ちゃんと発音もカタカナ表記があるのでわかりやすいですね。ちなみに、ウサギは第2グループ上から5番目です。台風4号はMan-yi(マンニィ)──香港が出した海峡の名でした。
このあと6号7号と発生すれば、それぞれPabuk(パブーク;ラオス─大きな淡水魚)、Wtip(ウーティップ;マカオ─蝶)と続く事になります。日本の出した呼称は全て星座の名前ですが、他の国のからは面白い物があります。たとえば、中国の孫悟空とか、マカオのプリンとか、中には「鋭く鳴き声をあげる白鳥」や「人知れず咲く美しい花」なんてのもあります。
いちじくとか、ホウセンカ、ウミツバメなど、台風であることを忘れてしまうようなかわいらしい名もあります。
大自然の脅威を、せめて名なりとも手名付けた名で呼んで、できればコントロールしたいという切実な気持ちが表れているようにも思われてなりません。